• ＬＡメタルに感化され１６歳の時初めてエレキギターを手にする。​エレキギターを教える教室が無くギター雑誌を教則本に独学で練習するがなかなか上達しない。​​

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• これはギター側に問題があるに違いないと自分の努力不足を棚に上げ、これまた独学でギターの調整や改造を始める。まだインターネットも無く情報が乏しい時代。​

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• 素人があれこれ失敗を重ねながら技術を習得していく。次第に弾くよりイジるほうが楽しくなる。（当時は怖い楽器屋ばかりだったので店にやってもらうという発想は無かった）

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• 一通り分かったようになると近所の人や友人のギターまでリペアするようになる。自分には天賦の才があるはずだと盛大に調子に乗りだす。

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• その勢いでギターの世界で働こうと思い立ちそれまでの仕事を辞める。​​家財も車も売り払いＥＳＰギタークラフトアカデミー大阪校へ入学。大人の思春期に突入。

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• 講師たちの熟練の技術を目の当たりにして大きな衝撃を受ける。それまでの浅はかさを思い知り教わる事の大事さに気付く。調子に乗っていた気持ちを改め一心不乱に技術を学んでゆく。

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• 在学中はギター工場への就職を目指すがことごとく不採用。退路を断って大阪に出たので仕事が見つからなければホームレス決定という土壇場で地元北九州の松田楽器店に拾われる​。

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• リペア競合店が少ない事が幸いして意外にも繁盛する。この時のブログが（ごくごく一部で）好評を呼びリピーターさんが増える。通常業務の合間を縫いながら年間で２５０～３００本ほどのリペアをこなす。（威張れるほど多くない）​​

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• ギターリペアで人に喜んでもらえる事に生き甲斐を感じ始める。七年間ひたすら実務経験を重ね遂に独立開業。